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ワンワンといっしょ!夢のキャラクター大集合へ参戦してきた

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2月4日に名古屋市日本ガイシホールで行われた「ワンワンといっしょ!夢のキャラクター大集合」に参戦してきたので報告します。(こういうときだけですます調になります)

このイベントは「撮影禁止」のため写真はこの入場口の一枚が唯一。あとは何も写真がない。ここから先、まさかの文字だけで報告することはご容赦ください。

※多少のネタバレ要素があります。あと、Eテレ観てない人には終始全くなんのこっちゃ分からない内容かと思います。

 

 

www.sukusuku.com

 

わずか1時間の公演時間、当初は「みじけーじゃねえか!チケット代結構高いのに!」と思っていたのだけど、結論から言うと大満足でした。というか、子供向けのイベントは何が何でも1時間で終わらないと集中力が続かないですよね。

それもあって、まさに息もつかせぬという詰め込みっぷりで終始興奮しながら過ごし、あっという間に終了した1時間という感じでした。

 

そもそも、このような大きな場所でのコンサート、ライブの類の経験が殆どなく、遡ると2008年の東京ドームで年老いたビリー・ジョエルを見たとき以来。(ビリー・ジョエルがMCで英語の冗談を言っても誰も分からずに静まり返っていたのが良い思い出です。)

それからすると実に約9年間、俺はこの手の大きなイベントホールに来ていないのだという事実に衝撃を受けながらも、久しぶりにこういうところにくると単純に「デカい」「広い」ということだけで気持ちも高ぶるというものです。

 

さて「夢のキャラクター大集合」といいつつも、実際には登場キャラクターは限られており、タイトルどおり「ワンワンといっしょ」がメインになるイベントなのですが、俺はというと朝の出勤前には毎朝Eテレを見ているけれども知っているキャラウターは限られていて、それでもまあ子供が楽しめれば俺はいいやの姿勢で挑んだわけだけど、まあ、興奮してしまったワイ...

冒頭、明らかにりゅうちぇるを意識したようなカツラとメイクの進行のお兄さんが前説的な感じで現れた時点で、興奮により既に判断力が普段の1/10以下に低下していた俺は、これを粋なサプライズと勘違いして「お!りゅうちぇるだ!!!おいぃ、りゅうちぇるだー!」などと普段民放を観てないからりゅうちぇるが何者かロクに知らないくせに感覚でもって彼の名前を叫んで恥をかきました。

それでもショーが始まるや、名前もしらない太ったキャラがミュージックに合わせて器用に踊る様、また初めて見た名も知らないお兄さんのアクロバティックな動きにはこのクソジジイも一人の客として、単純にショーとして魅了されており、「すげえ...」と独り言を述べたりなどしておりましたが、もとがそんな感受性がガバガバな状態だから、知ってるキャラクターが出てきたときはもう大興奮なわけですね。

 

毎朝出勤前に観ている「みいつけた!」がとりわけ気に入っているのだけど、そのキャストであるオフロスキー、コッシー、サボさんが出てきたときにはもう無意識に「サボさーーん!」「サボさーーーーーん!」などと無我夢中で手を振っておりました。

 

www.nhk.or.jp

 

あとはかねてからどうなっているか疑問であったコッシーの動力問題についても、今回生でまじまじと観察することで「あれはラジコンである」という事に確信が持てたことは大変収穫で、小回りが利かないのか、ステージ上でオフロスキーさんから何度も手で軌道修正をされている様はなかなかテレビでは観られるものでもなくとても良いものをみた気がします。どうもなんか段差に弱くて、段差にあたったコッシーは小刻みに震えていました。

帰る途中、あちこちで子供らが口々に「スイちゃんが観たかった」とこの「みいつけた」に出てくる女の子スイちゃん不在を嘆いていましたが、俺はそれよりもオフロスキーが最近「体の点検隊」の個人レッスンで頻繁に直接指導している「タケル」くんを生で観たかった。彼はキレがすごい。(マニアックな話ですいません)

 

とはいっても今回一番よかったのはおねんどお姉さんを生で見られたことです。

 

ameblo.jp

 

俺たちのおねんどお姉さんが今目の前に!という気持ちだったけど、妻子にはこの高ぶりを悟られぬよう「ほら、なんか、お姉さんが出てきたよ。」などと平静を装ったものですが、本当はお姉さんと一緒に「いよッ!こねこねーーー!こねこねーーー!」と叫びたかったし、なんなら興奮したお父さんたちだけで会場にウェーブなども起こしたかったッ...!

 

俺は二階席だったのだけど、場所に左右されない色んな仕掛けや客席近くまでキャラクターがやってくる演出もあり、次から次へ色んなところから色んなキャラクターが登場する様をみて「年末にやってるジャニーズカウントダウンって、こういうことだよな」と思うと、そこまでよく知らないキャラが大半のこのイベントですら大歓喜しているジジがここにいるのに、ジャニーズのファンの方なんてのはジャニーズカウントダウンを、アレを生で観たらもう失神するんじゃないすかねマジで。

それまではアイドルのライブなんか観てて、曲も聴かずにキャーキャーずっと言ってるヤツってバカじゃねえのなんて思っていたが、その日は俺だって「コッシーー!!!」「コッシーー!!!!」「コッッッッシーーーー!!!!」って野太い声で叫んでいたのですから、キャーキャー言ってる人たちのことを俺はもうこれからは何も言いません。

 

 

 

最終出社日にカマしてくれた野崎さん

前職での話である。同じ支店にいた野崎さんがとうとう退職を決めたときのことだ。

当時俺より4つ上の32歳。同じ九州出身だった野崎さんは、凄く真面目なのだが、頭が硬く、それが悪いほうに作用してしまったのかはっきりいうと仕事があまり出来ない人だと思われた。年下とはいえ先輩の俺に対してはプライドもあったのか一度も相談されることなく、むしろ何か張り合っているようにすら見えたほどだ。

一方ではかばかしくない営業成績には、ミーティングのたびに上司から何かとガミガミ言われ、それがモチベーションの低下を引き起こすと、さらに仕事に悪影響を及ぼす・・・・、という悪循環。

モチーベーションの低下が顕著になってから3ヵ月ほど経った頃、遅刻や早退などの明らかな勤務態度の悪化なども見られ、半ば「まあ、しょうがないか」というような社内の雰囲気の中、形ばかりの引きとめすらロクにないまま、野崎さんはすんなり辞職届けを出すにいたった。

二人の子を持つ父親であるが、よほど嫌だったのか次の仕事は決めないままの決断だったという。今二児の父の立場になってみると相当な決断だったであろうし、彼自身もそうだが、周囲はもう少し何とかしてあげられなかったのかと思うところはある。

ともあれ一般的に退職する人の多くは、後任への引継ぎを終えた後、残っている有給休暇を消費すべく在職残り2週間程度を全て休みにするのが常であろう。

野崎さんもそのような形で残りの在職期間を有給休暇の消化に充て、自ら総務に告げたらしく残り一日で本社、支店とそれぞれ挨拶に来るハズだった。ところがである。最終日、最後の挨拶をしに来ると思い、待っていた支店の我々に届けられたのは衝撃の連絡・・・。


朝、最後の出社をしてくる予定の野崎さんを待っていた我々に対し、支店長が酷く困惑した顔でこう伝えた。

「えー・・、野崎君から本社のほうに連絡がー、ありまして、『今日は体調が悪いから休む』そうです。」


ザワザワザワ・・・


今日は・・休む。

 

もう次はない、最後の出社日に「今日は休む」というこの、人生に一度出来るかどうかの体を張ったサラリーマン・ジョークはどうだ。野崎あの野郎、ラスト・ダンスで凄いステップをカマしてくれたぜ・・・!

 

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※野崎

 

≪次いつ来るんだ・・・来世か・・!?≫というオフィス内のざわめきの中、俺は野崎さんが何か物凄い火器を持って「最終出射じゃああーーー!」など言いながら我々に乱射を試みるシーンを想像しドキドキしていたが、幸いそういう事もなく、それ以来彼とは一度も会わずに今に至る次第である。

俺もそれから1年後に現在の会社への転職を果たしたわけだが、彼が幸せな人生を送っている事を願うばかりである。南無。

僕はただ「お疲れさま。」と言いたかっただけなのに

俺は一時期必死に英語を勉強していた事があった。その背景には悲しい物語があり、それを思い出すと今でも悲しい気持ちになる。

 

2年前の今頃、俺は本来ならばアメリカへ行くはずだった。会社から正式にそう言われたので覆ることはなかろうと覚悟し、ならば知人にも急ぎでお別れをと思いプライベートでも会った人にはそう伝え、facebookなどのSNSでも神妙な雰囲気でもってその旨報告したのも無理はなく、こうして俺は完全に渡米機運を高めてその日へ向けた覚悟の日々を送ろうとしていたのであったがその結末は意外なものであった。

それは突然の愛知県行き。ご存知、あの愛知県である。

愛知県だって日本のデトロイトとは言ったもんですが、俺は一度は覚悟を決めたアメリカ行きの、その直前で「あいつにはまだ早い」という誰かの鶴の一声によって白紙に戻されてしまったのである。

 

「いやあ、ちょっとアメリカへ...」

「いやあ、渡米するんすよ」

「いやあ、駐在員です」

 

思い返すと割りと自慢げに語っていたアメリカ行き。そのアメリカから愛知県へ変わったときの落差といったら無かった。愛知県には何の落ち度もなく、アメリカの後だとどんな都道府県、市町村だって勝てやしない。またその「愛知県」という微妙な表現がミソで、名古屋市でも無いのでとても言いづらいことこの上なかった。

 

「愛知県。」

「名古屋じゃないです...」

「愛知県...。」

 

思いがけず川柳ができてしまったが、散々アメリカ、アメリカと喧伝していた分「愛知県」がめちゃくちゃ恥ずかしいものになってしまった。

 

とまあ、だいぶ横道に逸れそうだったのでこの辺にしておくが、俺が英語を勉強していた悲しい背景というのにはこういうことだということを言いたかったわけで、なまじ頑張って英語を勉強してしまうとやはり自分の実力を試したくなるのが人というものである事もご理解頂きたく、ここまでを本題のマクラとしたい。

 

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この写真は俺があの当時必死に読んでいた英会話1000本ノック ビジネス編の初級編のある1ページである。ちょうど紫のマーカーが入った表現、「Long day, huh?」という例文が今日の主役。同封されていたCDをMP3プレイヤーに入れまじめにコツコツ聴いていた中で耳に残ったのがこの表現、「ローングデイ、ハァ?!」である。

とにかく最後のhuh?がたまんなくて、映画などで聴いたことのあるアメリカ人の「ハァン?!」そのもの。この妙にこなれたアメリカンなものの言い方はとてもかっこよく感じられ、その癖に伝えたいことは「お疲れ様。」という割とどうでもいいものだから俺はどうしても機会があればこれを言ってみたいと英会話の勉強中は常に考えていたものであるが、なかなかその機会も無く、そうするうちに先ほど説明したとおり「愛知県」に行くハメになると、終には半ばシラケたムードも手伝って全く持って英語の勉強をする事は無くなったのである。

 

英会話の勉強をやめてから1年半ほど経ったある日のこと、それは俺がアメリカから来日したグループ会社の社員を乗せ、幾つかの目的地まで連れて回る役目を命じられた時のことである。

来日してきた彼はダンカンといい、俺より5つ上の巨漢のアメリカ人男性であったが、通訳代わりの現地駐在員が同行していたため俺はなけなしの英語力を駆使する必要も無く、あくまで車中ではドライバーに徹する形でその任務を粛々と果たそうとしていた。

はずであったが、道程もあと僅かという安心感か、はたまたそんな中でも隙を見ては限られた英語能力を駆使するなどしてダンカンさんと若干のコミュニケーションが取れた事による自信が芽生えたからか、もうすぐ彼を駅へ届けようかという辺りになり、ふとあの例文「Long day, huh?」が頭を過ぎると、無性にそれをこの機会に使ってみたくなったのであった。

 

彼が車から降りるとき今がチャンスだとばかりに、俺は「ローングデイ、ハァン?!」と語りかけた。やった、言ったゾ!いったった!という俺の顔を見ながら、しかしダンカンは「ソーリー?」と聞き返してきた。

聞き返すとは予定外である。1000本ノックによると「Yeah,long day」って返してくれるはずなのである。なぜだ、と助けを求めるように見ると、駐在員の彼は先に降りてダンカンさんの分の荷物も含めてトランクから荷降ろししている。コヤツ、役立たずここに極まれりである。

会話は一度投げかけるとキャンセル出来ない。だからもう一度、同じトーンで続けた。しかしさっきよりもっとハッキリとだ。

「ローングデイ、ハアン!!!」

 

しかし多分彼は「プリーズセイイットアゲイン」みたいな事を言ったと思う。俺は英会話1000本ノックではサードを守っていたから守備力には自信があるのである。ウッ、、辛いと思ったが、お望みどおり「ローングデイ、ハァン?!」をもう一度言ったがやはり通じなかった。記憶から消したいからかここから先はおぼろげだが、俺はそのあと多分2回ぐらい「ハアン!」って言ってたと思う。通じなかった。

 

 

まあ結局通じなかったのだが、彼は途中で会話を切り上げ、車の外で「オケ、サンキュ!」と言って俺と握手をして去って行った。

俺は愛知県に住んでいる。

 

無害なジジイになるために

今のところジジイと呼ばれる方々を見て、わあジジイだジジイだと騒ぐ側にいるのだけれども、ある層から見れば俺もすでにジジイなのであり、ジジイなのかそうでないのか、気の持ちようが定まらない微妙な年齢なのかもしれない。

ジジイはもう目の前、ならばメンズたるものいろんなジジイの不可解な行動を観察し、近い将来かならず訪れるジジイ期に備え、そのような真似だけはしないことによって最低限無害なジジイになるための用意が必要であると考えたわけである。

 

会社近くの中華料理屋には1週間の日替わりメニューがあり、水曜日のその日は「ジャガイモと牛肉の炒め物」であった。

オフィス街の飲食店は早々に満席になり、その男性は俺が食べ始めたときに入店し、「相席でよろしいですか」と言う店員の提案を承諾する格好で、テーブル席の俺の正面に座った。

見た感じ年齢は50代後半、結構ふくよかなお方だが、ややパーマがかった不自然なほどの真っ黒な頭髪に加え、シャツの着こなしはきちんとしているので、見た目には気を使うタイプなのかもしれない。

手ぶらなのでこの界隈の企業の管理部門に在籍しているのではないかと推測されたが、どうもこの店には初めて来たのか、見開きのグランドメニューをまるで子供が絵本を読むようにジッと、すみからすみまで睨みつけるその男性。そのジジイらしい、実にジジイ然とした挙動はジジイそのもの。「ジジイだなあ」と思わせる安心感がある。

程なくして「あっ」という表情で、置いてある「日替わりメニュー」という1枚の手書きの印刷物をみとめると、今度はそれをギョーシし始める一連の動き。蝶が花の蜜を吸うように、シャケが川を登るように、また、天丼の中に天ぷらが入っているように、、、、ジジイは日替わりメニュー表をすぐに発見出来ないよう設定されているのである。

日替わりメニューは1種類だけ、その日は水曜日なのだから日替わりは「ジャガイモと牛肉の炒め物」と決まっているのに、上から下まで舐めるように熟読するその男性。日替わりメニューにするのであればそこに悩む余地はないのであるが、これが人生という選択の連続を勝ち抜いてきた男の生き様。

悩むこと1分ほどか、厳粛なおももちで「ふむ」と納得した表情で、しかし遠慮がちに挙手。中国人の女性店員を呼んで曰く、


「じゃあ、日替わりの金曜日のやつ

 

今日が水曜だろうとオレには関係ないぜという衝撃のジジイアンサーであったが、2秒後には「今日、水曜日デス」とカタコトの日本語でたしなめられ取り乱すその男性。ジジイというのはこのようにとってもマイペース。とてもカッコいいのである。

一人で店に入ったのに「二名様ですか」などといわれるケース

お昼時、一人で飲食店に入ったのに店員からは「二名様ですか」とたずねられ「えっ」と思い振り返ると、後ろには続いて入ってきた全然しらない一名様の姿が。こういう場面、結構あるのではないだろか。

昨日入ったラーメン屋はお昼時とあって客が集中していた。一人で入ろうとしたが、同じタイミングで入店しようとする似たようなスーツ姿のサラリーマンとほぼ同時。店員からは案の定その彼と一緒くたにされ「ニ名様ですか」と言われた。

こういう場合、微妙である。お互いが「いやいやなんでこんなヤツと俺が・・!」みたいなもの必要以上の強烈な否定を示すことがほとんどであり、あまり気持ちの良いものではない。

もっとも、上記の場合のように同じスーツを着たサラリーマンが続いて入ってくるような場合の間違いはある意味致し方ないかもしれない。サラリーマンは皆同じ、店側からすればむしろ「紛らわしいわ!」という気持ちかもしれない。

しかし時々ですがね、明らかに、どう考えても、お連れ様とは考え難いだろうと思われる人々とペアにされたり、そこに入れちゃうかと驚くような素っ頓狂なグループに入れられたりということがあるので、そういう時とても困惑する。

以前であるが、先に店に入ってしまった家族を追い、後から遅れて店に入ろうとしていたと思しきおばあさんに「どうぞ」と扉を開けてさしあげたところ、すかさず現れた店員にそのおばあさんとセットで「ニ名様ですか」と言われ、何を思ったかばあさんが「はい・・・」と肯定しだしてナンパしたと思われたのかととても焦ったのだが、このようにただでさえ混乱が生じがちな入店シーンにおいて、時々店員各位の目のフシアナ具合に狼狽する事が多々あるのである。

あるときは、作業着を着た三人の建設作業員についていく形で俺も流れで入店したら、店員さんが「四名様ですか」とたずねるものだから、「ハァ?」とか言いながら背後の俺に気づいた作業員の一人に「いや、この人は違います!」と親指で指されてしまった。

「この人」という言葉こそ使っていたが限りなく「コイツ」に近い言い方であり、俺は何も悪いことはしていないのに小さくなって「すいません・・」となどと謝ってしまい世の中に対してとても腹が立った。

このように、どこかの集団に入れられるとその集団から「はぁ?何でこんなやつが!」といつもの2倍増しの警戒態勢でジロリと見られてしまうのがとても嫌過ぎるのである。

応用編ってわけじゃないけど、さらにすごいのが全く別々の三人が一緒くたにされるというケース。グループ面接でも強いストレスを感じる僕らなのになぜにまったく知らない連中と飯グループにされなければならないのでしょうか。

三人が並んで入ってくれば確かに「三名様ですか」とまず聞きたくなる気持ちも分かるのだが、そのときの三人ときたら、サラリーマン、私服の若者、おじいさんなのである。見た目にスグ分かるジャンル違いの三名が世代や価値観を超えてなぜに一緒にラーメンを食わなければならないのでしょうか!

ただそのとき凄かったのはこの全く無関係の三人がそれに対して即座に「ちがう」と首を横に振り、指を一本立てて「ひとり」を表明するまでのムーブが完全にシンクロしていたことである。いやもう、そんだけ気が合うんだったらいっそのこと一緒のテーブルで食ったらいいんじゃないのかと思ったわけだけど、残念ながら三人は別々のカウンター席に案内されてさようなら。オレたちの伝説が始まるかもしれなかったのに実にもったいない。

でもこういう場面に遭遇してだな、「はい、一緒です」などと言ってみたらどうなるんだろうか。うーん、一度やってみたい。