ある戦争体験者の話

佐賀県育ちの俺はというと、小学生の頃の修学旅行といえば決まって長崎であった。同じ隣県の福岡よりも異国情緒溢れ、手っ取り早く観光地を味わえるのも理由かと想像するが、選ばれるもう一つの理由は長崎が原爆が落とされた都市であることで、平和教育もそ…

‪足のサイズの成長が止まった時に人間の中身は決まってしまう‬

子供の頃といえば、今足のサイズが15センチということは大人になったら50センチぐらいにはなるんやろなぁなどと馬鹿なことを考えていたものである。ここで言う足のサイズというのは靴のサイズと思ってもらうと有り難い。 死ぬときにはおれの足80センチぐらい…

田舎のラブホテルの「ドルフィン」率

ドン・ファンから強引に思い出したが、田舎のほうにあるラブホテルはドルフィンという名前が多いか、またはイルカをロゴにあしらったところが気がしてそれが何故なのか前々から気になっていた。 ひょっとしたらであるが、あれは男性器を表しているのではない…

コンビニと地域社会

以前郊外の国道沿いにある駐車場の広いコンビニで時間つぶしに漫画コーナーで立ち読みしているとレジ方向から何やらデカイ声で雑談している声が。チラリと目をやると会話の主は作業着を着た50代半ばと思しき日に焼けた浅黒いおじさん、そしてその人に応じる…

居酒屋トイレ特有のピースフルな雰囲気について

居酒屋の男子トイレに漂う妙にピースフルなあの感じが前々から気になってしょうがない。 よほど変なお店に行かない限り、一般的な居酒屋のトイレではなぜか入ってくる男子が皆人当たりが良く、腰が低く、おしなべて愛想が良い。いい人だらけである。 いい人…

拾った鍵を扉に挿して行く

鍵を拾ったとしよう。その鍵を持って目に入る鍵穴すべてに挿して回していけばいつかはどこかの扉が開くかもしれない。しかしそれは途方も無く、またときに危険を伴う試みでもある。この世に扉は数多存在し、そして我々が自由にたどり着ける扉は全てではない…

ヤクルト本社のおもてなし

ヤクルトの社名が「ヤクルト本社」というのはあまり知られていないかもしれない。前職では取引先の一つで時々訪問していたのだが、もう一つあまり知られていないのが商談で訪れた人には商談室にはちょっとしたカウンターがあり、そこにいる女性(ヤクルトレ…

俺も早くVRでエロ動画が観たい

VRがとても良いらしい。VRがあればもう何もいらないという。だから俺もVRでエロ動画が観たい。早く観たい。VRのエロ動画と交際したい。 犬に自分のションベンを積んだセスナが世界中に自分のションベンをばら撒いて行く動画を観せたら満足して今後一切の散歩…

最後の3分間スピーチ

前に働いていた会社には週の初めに3分間スピーチってやつがあって、自分のプライベートの話、ニュースについての感想など、何でもいいからとにかく前に出て3分間程度スピーチしなければならなかった。 対象は営業職のみで、順番に回していったとしても大体…

皆さん、ヘルメットに騙されてますよ!

雪の中、ヘルメットを被って危険な場所で仕事をしていた時のことである。 一応ホワイトカラーのはずだが、まさかホワイトって雪の事だとは思わなかった、など余計なことを考えながらの作業が祟り、頭上にある配管とか出っ張りなんかで何度かガツン、ゴツンと…

店長を呼んだことはあるか

「店長を呼べィ!」 先日アメリカのマクドナルドで怒り狂った客がレジにやってきてレシートを片手に「値段がおかしい」というような内容のクレームで騒いでいた。 さすがアメリカというべきなのか、そんな客の対応に慣れているのかハナから真面目に取り合う…

埼玉様

日本の商談中によく使うビジネス用語というか慣習というか、どうにも馴染めないものがあった。 それが客先の事業所なり工場なりにまで「~様」を付ける呼び方である。メール、書面であれば概ね「貴○○工場」「貴社 ○○支店」でOKかと思うが、この珍妙な「様」…

部活の沖縄遠征での思い出

bokunonoumiso.hatenablog.com 以前この記事で書いたように高校のバスケ部が俺のいた年だけまあまあ強く、下手すれば県大会で優勝も狙えるゾという事でOBから寄付などを募り、3年生メンバーだけで沖縄に遠征に行った事がある。インターハイを2ヶ月後に控える…

てんおぉうどん

昔仕事帰りに立川駅構内の立ち食いそばで肉うどんを食っていると、ものすごい小さい歩幅でヨタヨタとおぼつかない足取りで入って来たおじいさんがこう言った。 「てんおぉうどん...」 食券制のそのお店で食券も買わず、しかも金も出さず、伏し目がちのおじい…

因果応報~トイレの個室に閉じ込められた日~

20代も半ばのころだろうか、新宿のとあるデパートで便意をもよおしトイレに駆け込むと既に先客がいた。 大便所は1つだけ。あいにく上下の階は男子トイレがなく、また俺の他に並ぶ者もいない上、まだ緊急性も低かった事から一旦トイレを出て、個室が空くのを…

俺は1年365日、とにかく手汗が凄い

昔から手汗が凄い。もの凄い。ちょっと拳を握っているだけで、その手を開けば必ずジュンッ...! 例えば机の上に何となく手をおいておくだけで、ものの数秒で振れていた部分は湿るわけである。窓ガラスに手をかざせばそこは瞬時に結露である。どんな季節であ…

素人がッ!

混み合った電車内においては、ドア付近に立っている乗客は駅に着くと降りる予定はなくとも一旦外に出て、降りる人々の波が収まるまで待って再び乗込むというのが東京の暗黙のマナーであったが最近では駅員のアナウンスもそれを奨励していることから、ほぼル…

マネージャー・スペシャルとは

車社会のアメリカであるからそこら中に洗車場がありその業態も様々。セルフ、ワンコイン、手洗い。洗車だけで独立しているものやガソリンスタンド内に併設されているもの等々。 先日出張先の街で入ったまったく知らない洗車チェーン、「マネージャー・スペシ…

華氏100度

アメリカに来てもう8ヶ月経っているが依然英語には苦労している。日常生活に使う英語は何とかなってきたし、仕事面では共通言語となる専門用語があるためかこちらも何とかなっている部分があるがそれも本当に最低限というレベル。 色々と苦労を挙げるとキリ…

アメリカ人はよく半ケツしている

これは空港で撮ったあるアメリカ人男性の半ケツである。 盗撮野郎だと誤解されぬように言わせてもらうと人の半ケツを撮ったのはこれがはじめてである。 本日皆さんに伝えたいことは、アメリカ人はよく半ケツをしているということである。昨日飛行機の搭乗を…

子供がウンコに気づく時

次男がウンコを連呼する時期に入ってしまって久しい。 下品なものは特に見せた記憶もなく、いまだなんの影響か全く不明なのだがなんぴとも男児がウンコ、シッコ、チンコなどと言い出すのを止めることはできないのであろう。 夕方になるとカエルが田んぼで鳴…

店長の目薬にジントニックが

学生のときの話である。誰しも経験したであろう若気の至り、もはや時効と言うことでお許しいただきたいがこれは当時アルバイトをしていたカラオケ屋でのちょっとした悪事の告白である。 大学時代に一番長くアルバイトをしたのが高円寺のカラオケ屋。今はもう…

お前の分も買えよ

職場を歩いていると遠くから50がらみの上司に手招きされ、近づくと小銭入れを渡された。 「いつもの俺のコーヒーと、あとお前の分も買えよ」 そういうと上司は早く行けとばかりにタバコに火をつける。 渡された小銭入れを握り締めてダッシュで自動販売機へ向…

人と人、そこにある慣性の法則

それを習ったのが中学か高校かも覚えていないことから俺の理系科目への関心の低さが知れるが「慣性の法則」という言葉だけは覚えている。 「物体がその運動をそのまま続けようとする性質」という程度の簡単な理解である。動いているものはそれを続けようとし…

Pait It, Black(黒く塗れ)

同じ中学に白石君という若白髪の男子生徒がいた。とはいえ彼の白髪は頭髪全体を覆うものではなく頭の一箇所だけに、それはまるでミステリー・サークルの様に、直径五センチほどの場所に白髪が密集して生えているというもの。 本人も白髪のことは気にしていた…

行為、存在がある記号として認識される場合

shirouto-kenkyu.com 自分が運営しているサイトなので手前味噌という形で恐縮だが、最近読んだものの中でもかなりいいもん読んだなという気にさせられたweb記事である。 この記事に似た話を俺も持っている。 あれは小学生の時、図工の時間に色画用紙を使った…

フォークリフトの免許を取った時の話

社会人になると業務上必要となる色んな免許、資格を取らねばならない場面が出てくる。 俺が社会人になって初めて取ったのはフォークリフトの免許である。前回の記事で書いたとおり、大学卒業後になぜか築地市場のセリ人として社会人生活をスタートした俺であ…

「枯れ松の調査員」という仕事

6単位を取りこぼし呆気なく留年してしまった俺のその時の話はまたいつかするとして、不足単位が半期で取得できるものだけに与えられる秋季卒業システムにより俺の卒業証書授与式はその年の9月、大学のちょっとだけ広い部屋で数名の9月卒業者と共に静かに行わ…

俺のキャバクラ経験について

前勤めていた職場で、先輩や取引先の人々に連れられ、東京の下町、門前仲町に飲みに連れて行ってもらったことがあった。 入ったのはスナックのようなたたずまいの、何かアダルトな雰囲気を醸し出すちょっと暗めなお店。客は地元のジジイが主と思しきアットホ…

父は息子の憧れでありたい

息子には早めに知っておいたほうが良さそうな事はなるべく教えてあげているが、それが口笛の吹き方だとか側転の仕方だとかビンのフタ集めやっといたほうがいいぞだとかしょうもないものばかり。それでも息子は喜んでおり俺は満足している。 おとうさんは自分…