雑記

有楽町で眼鏡を買う

去年の夏出張で日本に帰った時にたまたま予算内でとれたビジネスホテルが銀座と有楽町の間ぐらいのやけに栄えた場所だったものだから、周囲にあるものを調べて事前に買い物リストを作って行ったものであるが、そのリストの中にあったものの一つが眼鏡である。…

した覚えなき痔の手術

アメリカにいようが会社の指示で日本式の人間ドッグに近いものを受けねばならず、地元の医療機関にお願いして指定項目を毎年受けている。人間ドッグは別にいいのだが、いい歳したオッサンとはいえその結果を日本にいる人事総務の担当に送るのが毎年嫌すぎる…

次男が4歳になった頃、突然つけた名前と違う名前を名乗りだし

次男が4歳になった頃、突然つけた名前と違う名前を名乗りだした事があった。 最初は面白がっていたが、名づけ親であるわれわれ夫婦にもその名前で呼べといいだすといよいよマズいなと感じたものの「そういうのはやめたほうがいいよ」と町で落書きをしている…

信子のホーム・ソープ、そこから得た学び

息子がサッカーを始めた当初は全く上手くいかない息子に対しもどかしい気持ちからああした方がいいのでは、コーチはこう言っていたぞ、などアドバイスするも、頑なに俺のアドバイスを聞こうとせず、練習帰りや試合の後には息子といつも喧嘩をするのが日課で…

高い車に乗って安い車を煽る

高い車が安い車を煽る。これまで何度となく見てきた光景である。昔関越道でスズキのアルトがBMWを追い越し車線でガンガンに煽っているのを見たときには大層アツい気持ちになったものであるが、基本的に我々安き車にのりし者は高級車にじゃまだじゃまだと煽ら…

今でも米が炊けるまでの時間を2時間ぐらいだと見積もってしまう

なぜか分からないが米が炊ける時間を実際より長く見積もってしまう。何となく「2時間ぐらいか…」などと思い込んでしまうのである。 いざ炊いてみると30分ほど、それは毎回炊いた後に「そういえばそうでしたね」と分かってしまうのだが、また次の機会になると…

俺たちの中にあるそれぞれの"仏の道"…

オリンピックの開会式を家族でぼんやり眺めていたときのこと。東北のお盆の映像が流れたときにチラっと映った人の顔を見て子供が「昔の祭りをやっているのに眼鏡をかけている人がいるのが変だ」という反応をしたのを聞いて≪フフフ、その気持ちを大事にしなさ…

あと5㎏痩せたいのです

温かくなった5か月前から欠かさず近所を走る小太りの青年を毎朝通勤中にぼんやりと眺めていたが恐ろしいほどに一生懸命に走っているが恐ろしいほど全く痩せる気配がなくむしろどんどん太りゆく彼を眺めながら走った後はさぞかしメシが美味いんやろなホッホッ…

エクセルと俺

大半の社会人の皆さまと同じく、仕事ではマイクロソフトのエクセルを使わない日はほとんどなくエクセルなくして仕事は成り立たずエクセルを発明してくれた神様ありがとうとエクセルに日々感謝する俺ですが、根が説明書を全く読まないタイプということもあり…

暗闇の中俺たちはただ手探りで

男子高校生においては男女交際のルールやノウハウといったものは殆ど教育、または継承、さらに共有などもされることがなく特に情報を得る手段が年長者の口承、説話以外では書籍、雑誌からしかでしかありえなかった俺の高校時代においては各自が数少ない情報…

正しい情報しか見たくない

人間は全体の中から都合の良い情報しか見ようとしなかったり出来るだけ都合よく解釈して自分を安心させようとするところがある。 最近聞いてあ、いいなあと感じた言葉に「太古の昔からコメを食ってきた日本人はほかの人種と比べコメを食いすぎても太らない」…

会社のおじさんから来たメール

赴任した時は4人いた駐在員が徐々に減らされ今年の春から1人になってしまい4人分の仕事をさせられている。正気ですかと会社にメールで尋ねたが音沙汰がなく、そういえば日ごろメールに返事をしてくるやつが全員頭がおかしいことから正気なのかもしれない。4…

検尿の時だけなぜか尿の発色がすさまじい

汚い話なので俺のこと全てを愛する人以外は読む必要はないのだが、昔から検尿の時だけションベンの色がやけに発色のよいデカビタCのような鮮やかなイエローでいつも困惑している。「おまえどうしたよ…」と河原でちょっとしたBBQをするというその集合場所に一…

コロナにより全世界の男性の髪型がガタガタになる中、俺は

男性はどうしても月に一回、少なくとも二か月に一回は髪を切らないといけない。髪の生え方、男性によしとされる髪型や社会的なルールによるものである。あまりクローズアップされていない気がするがコロナで男性を直撃したのは髪を切りに行けないという深刻…

思えば学生時代の就職活動はひどいもので

結局その年は留年してしまったので結果的には意味がなかったし、むしろ下手に就職していたら面倒なことになってしたかもしれないのだが、大学4年時の就職活動は今思い返すと大変ひどいものであった。 そもそも就職活動のことを微塵も理解していないばかりか…

ティラミスを知ってから実物を見るまで数年掛かった

いつのことか覚えていないが日本でティラミスがものすごいブームになったときがあった。少し前のタピオカに近いような流行り方だったのかもしれない。 昔はネットもなく口コミはほとんどなく、テレビか雑誌が火付け役だったのだと思う。当時まだ子供だったし…

多目的トイレのヒヨコ

多目的トイレは広い。仕方がない、目的が多岐に渡るためだ。しかし純粋にトイレとして見たとき、例えば入り口から便座まで3、4歩あり、広い個室スペースの中で便座が妙に孤立しているのはどうだろう。少し落ち着かないのは何か申し訳ない気持ちからかもしれ…

男のカレー作り

カレーを作るにはまず材料を買わねばならない。カレーのいいところは大体家に普段からありがちな汎用性の高い材料で作ることができる点だが、もし不運にも家にそれらの材料がないが場合はスーパーで買ってくる必要がある。カレーのことは好きだがなんと言う…

6月がこわい

note.com 不安になったので「不安まとめ」をNoteに書いたのは3/23、2週間前。結構長く感じられた。本格的に外出禁止令が出て在宅勤務がスタートしたときである。あれから2週間経ち状況は特に好転せず、外出にはこれが要ると渡された外出許可証を胸ポケに差し…

ひとの成長について

漫画「魁!男塾」の有名な1コマがある。身長180cmを超える男子高校生の奥にはその2倍の身長を有するこれまた学生服の巨大な男子生徒、更に彼らの奥にはそんな彼らすら小人にしてしまうほどのこれまた巨大な学生服の男子生徒が。この男子学生があまりに巨大…

好きな食べ物の話

人に好きな食べ物を聞くのが好きで、機会があれば一応聞くようにしている。好きな食べ物を聞くことでなんとなくその人のことを分かったような気になりより付き合いやすくなるのと、人が好きな食べ物の名前を言う瞬間がたまらなく好きだからである。 「シメサ…

言葉が通じない

アメリカでも日本人も多いエリアに住んでいるので近くには日本食専門のスーパーもあり時々利用するのだが、スタッフの大半がアメリカ人で占められる中レジに唯一いる現地在住と思しき日本人女性が最近日本語で対応するのをやめ一律英語で対応するようになっ…

仕事が大変

俺の仕事が営業であることだけは知っているらしく時々、仕事から帰ると長男が「今日もたくさん売れた?」と聞いてくる。お父さんはそんな猟師とか行商みたいなその日ぐらしの不安定なお仕事の類でアメリカまでやってきたのではないのであるが、息子に「売れ…

ご示唆いただきありがとうございます

人はビジネスメールでたまに、本当にごくたまに「ご示唆いただきありがとうございます」という返事が来ることがあるという。俺の社会人生活でわずかに1回、このお返事を頂いたことがある。示唆、つまり直接的ではなくともそれとなく伝え本人に分からせる行…

昔はCD1枚買うのにめちゃくちゃ時間とお金が掛かっていたものですね

定額の音楽配信サービス、いわゆるサブスクリプションで音楽を聴くようになり一年以上経つが聴く音楽の幅が劇的に広がるかと思ったが実際にはそうでもなく、気にはなっていたがリリース当時金もなく買えなかったものをサブスクにモノを言わせて一気に大人聴…

100mという距離がいまだによく分からない

アメリカに2年以上いるがいまだに今何月かを英語ですぐに答えることができない。たとえばエイプリルフールだから4月、メーデーは5月だったな、ジューンブライドは6月のことだったな、んでジューンの次がジュ繋がりでジュライだったな、などと何か分かりやす…

何者かに自転車を鬼ハンにされた中尾くん

「うわああ、俺のチャリが...」 中学生のとき、中尾くんという比較的まじめな友達は他校での部活の試合を終えて駐輪場に戻ってみると何者かにより自転車が思いっきり鬼ハンにされていた。いわゆるママチャリタイプのハンドルはゴリゴリの鬼ハンになり、立派…

出来立てほやほやが苦手な人もいるんじゃないかな

鮮度というものが幅を利かせているのが気に食わない。鮮度が良いことを皆崇めすぎである。鮮度がよい、出来立てを皆が欲しており、有難がっていると思ったら大間違いである。 人々が揚げ物のことを褒めるときに出てくる「外はサックリ、中はモッチモチ」とい…

川に落ちた自転車が川に受け入れられてやがて島になるまで

姓が近藤だからと「コンドーム」になぞらえ、最初はその人のことを近藤ムーと呼んだ。元々は男高校生が考えた何のひねりもなく、下ネタともいえない微妙なノリが生んだあだ名であった。 所属していたバスケット部は男女混合で一つのバスケット部であったが、…

クッキーは生地がピーク、焼くと魅力が半減する

クッキーが苦手であるが、最大の理由は口の中の水分を全て吸い取られて行くような感じがダメだからだと思う。前世はおそらくソフトコンタクトレンズだったので日々渇きを恐れており、元来食事の際には小まめに水分をとるほうなのだが、クッキーは1口に1回…