男より女の方がエロいという幻想

童貞期に必ず誰かが発し、我々がそれに興奮した文言として、

 
「女は男以上にエロいらしい・・・!」というものがある。あれには夢があった。そういう説があったから、我々は中学生の頃、夜に参集して地下道で2時間ジッと静かに痴女を待ったりできたわけである。
 
以上か以下かは別として、同じ人類、女もエロい、という当たり前の事実に気付かないのは恐らくアイドルとションベン小僧はウンコをしない!と同じ発想かもしれないのだが、ココには色々と大事な言葉が抜けている。
 
「女も(好きな男の前では)男以上にエロい(場合もある)らしい」
 
が正解で、最近だと(※ただしイケメンに限る)として周知徹底が成されているかもしれないこの真理、例えば男女関係のもっと低い次元にも当てはまり、「車道側を歩いてくれた!」とか「ワタシの好きな映画を覚えてくれていた!」とか「頭を撫でてくれた!」とか、
女子が正当化してくれる男の行為の大半は結局「好きな男ならば」に過ぎず、そこに該当しないと何をやっても「漏れなくキモい」と言われるのがマウンテン・オブ・関。
ささやかな行為の積み重ねが実を結ぶ可能性も当然あるが、行為者の素材が粗末な場合、行為自体にパワーは無いものとしたい。
 
従い、世の中には「これで女子が喜ぶ!」などと言っては我々を騙す色んな「女子の声」があるが、そういうものに心を揺り動かされることなく、もっと現実的な路線を進んでいきたいものである。
 
例えば元々脈もクソない我々が「車道側を歩いた!」ところで今更なんなんすか。
どうせなら男らしく粛々とナオンを車道ギリギリに歩かせ、スピード違反上等のダンプや重機スレスレで感じる死の恐怖により上昇した心拍数が招くドキドキの勘違いこと「つり橋効果」を狙う方が幾%かマシである。
頭を撫でるなら一発勝負でシリを撫でて反応を見よう!(ビクンという手ごたえを感じたらLucky)
 
ええと、何の話だったか忘れましたがね、まあどうかメンズの方は参考にして頂き、願わくば、女子は心を入れ替え全方位に向けてエロを分けてください。
はっきりいいますが男のほうが女の約7倍エロいです。自信があります。では、この辺でさようなら。