ハイエナズクラブのイベントをやります。阿佐ヶ谷ロフトでやります。

 

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ハイエナズクラブを作ったばかりのとき、初期からのメンバーでもありあの当時週に2回は一緒に飲んでいたフェロモンさんと「あー、阿佐ヶ谷ロフトとかでイベントやりたいっすね~」などとホッピーのなかだけを飲みながらベロンベロンでそんな軽口を叩いていたのが今から7年ほど前のこと。

最後には「いまどきサイトなんてはやんねえよ、やっぱ俺恥ずかしいよ、辞めるよ」などと酔えば必ず厭世的になってしまうフェロモンさんに対し、酔うと妙に前向きにな考え方に支配される俺が「自信ある!大丈夫!イケるイケる!」などと説得すると、最後は「うーんしかし、阿佐ヶ谷ロフトでイベントやりたいっすね~」に戻るというループを延々続けていた頃である。PV数は一日15とかで内訳は俺が8でフェロモンが7という時代の話だ。

こんな風にもう見れば見るほどとてもダサいのだけど「阿佐ヶ谷ロフト」をスローガン、念仏の様に唱えていた時代が確かにあった!

 

阿佐ヶ谷ってヤツは僕らがいつも飲んでいた高円寺から見ると妙にこぎれいで、中央線の駅のクセに「荻窪、高円寺、テメエラとは違うんだよ!」みたいなそんな小生意気なことを言いそうな雰囲気をかもし出した、同じ飲み屋街でもちょっと文化的でコ洒落た野郎なのであったが、皮肉なことにハイエナズクラブの当初のメンバーの8割が阿佐ヶ谷在住なのであって、したがって実質阿佐ヶ谷という街がハイエナズクラブのホームタウンの様な位置づけになっていたものであるから、したがって、地元でありカルチャーの象徴でもある阿佐ヶ谷ロフトはというとその頃からずっとある種のぼんやりとした憧れにもなり、まあ無理だろうけどという前置きをつけつつも「あそこでイベントやりたいっすねえ」は少なくとも俺の口癖にはなっていたので御座います。

今回イベントを企画するに際しては公民館などで開催するという「照れ隠し」もあったのだが、いつしか阿佐ヶ谷どころか東京すら離れてしまった俺からするともう本当にこうやって人前に出ることも今後はかなわないかもしれないということもあって!赤ソファさんからの申し出があったときには「ロフトや!」「阿佐ヶ谷や!」という事になりこうして開催する運びになったわけだけど、実際のところ残り10日ほどになって「やめとけばよかった」という後悔も徐々に出てきて、スベったらインターネットの世界から退場しようという覚悟の元に、今は当日発表するスライドを作っている次第。

出来れば俺以外のみんなにがんばってほしいと思っているのだけど「まだ何するか決まってません」などとナマ言っちゃってるメンが多数いるので益々暗い気持ちになってきて、当日は体調不良で休場になり皆さんの不戦勝になるかもしれない...。

 

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そんなわけで、ハイエナズクラブのイベントが10月15日に東京の阿佐ヶ谷ロフトで開催されます。笑いのハードルっていうか他人を許す気持ち、隣人愛をMAXの状態にしてから是非ご来場頂きたいと思います。

終わったら皆さんでモンテローザグループに飲みに行きましょう。

 

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