疑問形の屁との対話

最近屁が大体疑問形として出てくることが増えてきた。疑問形、つまり通常の屁を「ブッ」だとすれば疑問形は「ブー?」というもの。語尾が上がる。その判定は至極シンプルである。

放屁するたびに屁が俺に尋ねてくるように思えてきた。大丈夫か、ちゃんとやってんのか、つらくないか。わずらわしさを感じるときも、また屁に悩みを打ち明けたくなる朝もある。疑問形の屁との対話。

時を同じくして7歳の息子の語尾も上がるようになってきた。息子としてはそんなものと時を同じくしとうないと思うが、確かに息子の語尾が妙に上がるようになってきた。どうやら英語の上達と共に日本語もそれにつられて英語のアクセントが混ざって来たのではないかと思う。

俺の屁もそうなのだろうか。俺の英語はまだまだであるが、下の口は正直といいますしこれは俺の英会話上達のひとつの兆しなのかもしれない。

疑問形の屁がお前頭は大丈夫かと尋ねてくる。俺はもうダメだが息子にはいい人生を歩んでもらいたい。