2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ある戦争体験者の話

佐賀県育ちの俺はというと、小学生の頃の修学旅行といえば決まって長崎であった。同じ隣県の福岡よりも異国情緒溢れ、手っ取り早く観光地を味わえるのも理由かと想像するが、選ばれるもう一つの理由は長崎が原爆が落とされた都市であることで、平和教育もそ…

‪足のサイズの成長が止まった時に人間の中身は決まってしまう‬

子供の頃といえば、今足のサイズが15センチということは大人になったら50センチぐらいにはなるんやろなぁなどと馬鹿なことを考えていたものである。ここで言う足のサイズというのは靴のサイズと思ってもらうと有り難い。 死ぬときにはおれの足80センチぐらい…

田舎のラブホテルの「ドルフィン」率

ドン・ファンから強引に思い出したが、田舎のほうにあるラブホテルはドルフィンという名前が多いか、またはイルカをロゴにあしらったところが気がしてそれが何故なのか前々から気になっていた。 ひょっとしたらであるが、あれは男性器を表しているのではない…

コンビニと地域社会

以前郊外の国道沿いにある駐車場の広いコンビニで時間つぶしに漫画コーナーで立ち読みしているとレジ方向から何やらデカイ声で雑談している声が。チラリと目をやると会話の主は作業着を着た50代半ばと思しき日に焼けた浅黒いおじさん、そしてその人に応じる…

居酒屋トイレ特有のピースフルな雰囲気について

居酒屋の男子トイレに漂う妙にピースフルなあの感じが前々から気になってしょうがない。 よほど変なお店に行かない限り、一般的な居酒屋のトイレではなぜか入ってくる男子が皆人当たりが良く、腰が低く、おしなべて愛想が良い。いい人だらけである。 いい人…

拾った鍵を扉に挿して行く

鍵を拾ったとしよう。その鍵を持って目に入る鍵穴すべてに挿して回していけばいつかはどこかの扉が開くかもしれない。しかしそれは途方も無く、またときに危険を伴う試みでもある。この世に扉は数多存在し、そして我々が自由にたどり着ける扉は全てではない…

ヤクルト本社のおもてなし

ヤクルトの社名が「ヤクルト本社」というのはあまり知られていないかもしれない。前職では取引先の一つで時々訪問していたのだが、もう一つあまり知られていないのが商談で訪れた人には商談室にはちょっとしたカウンターがあり、そこにいる女性(ヤクルトレ…

俺も早くVRでエロ動画が観たい

VRがとても良いらしい。VRがあればもう何もいらないという。だから俺もVRでエロ動画が観たい。早く観たい。VRのエロ動画と交際したい。 犬に自分のションベンを積んだセスナが世界中に自分のションベンをばら撒いて行く動画を観せたら満足して今後一切の散歩…

最後の3分間スピーチ

前に働いていた会社には週の初めに3分間スピーチってやつがあって、自分のプライベートの話、ニュースについての感想など、何でもいいからとにかく前に出て3分間程度スピーチしなければならなかった。 対象は営業職のみで、順番に回していったとしても大体…