2017-01-01から1年間の記事一覧

今年テキストが面白かった記事を紹介します(2017年)

毎年年末のこの時期に自分が書いた記事のまとめをやっていたのだけど今年はブログ以外で殆ど書かなかったので2017年に読んだweb記事やブログなど、広い意味でインターネット上にあるものの中で「文章が面白かった」という視点だけで勝手に紹介して「よかった…

君は「ぎょう虫チョコレート」を知っているか

突然だが、皆さんはぎょう虫検査をご存知だろうか。 ぎょう虫とはケツに住みつく小さい虫らしいのだが俺もその姿を見たことはない。詳しくはインターネットで調べてもらいたいが、その有無を調べる検査方法というのが非常に独特で、魚群探知機もしくは戦闘機…

俺たちに残された「幾つに見えますか」の残党との闘い

「私、幾つに見えますか」が極めて迷惑だという話がある時期盛んに行われた成果なのか、最近ではもう誰もが知る迷惑質問と周知され、もはやそういう話も聞かれなくなっているように思う。我々はこういう具合にして一つ一つ人間関係を微妙にするものを克服し…

子供の頃、建設会社の「○○組」を全てヤクザだと勘違いしていた

小学生のときまで、建築会社、工務店によるある「○○組」というのは全てヤクザの会社だと思っていた。ヤクザが小銭を稼ぐためにやっている副業だと。 友達の家に遊びに行った際、リフォームだか増築だか分からないがとにかく家の周りに足場を設けて何か大掛か…

サイレンサー付の銃について思っていること

殺し屋が人を殺したら業務上過失致死になるのではと思って調べたら普通に殺人罪になるのだそうだ。当たり前だ。 殺しのことを「仕事」とかいうから職業かと勘違いしがちだが殺し屋という存在は非合法であるし、そもそも反社会的な存在である。ラインセンスも…

死んでいたミヤザキ君

小学生のとき、「俺、死産で生まれてきたらしいんだよ」って言っていた人がいた。死産とは、あの死産である。 今なら彼が死産を何と間違ったのかは大体予想が付くのだけど、そのとき俺も小学生。あの頃はそれが一体どういうことなのかよくわからなかったし、…

「口説く」の具体的な行動内容について、いまだ誰からも一切説明がない

タイトルのとおりである。「口説く」という言葉を使う人も高齢化が進み今ではもう古い臭いしかしない気もするが、それでも今なおこの単語の意味が通じる以上は世間に流通する言葉と認識している。 俺は「口説く」という単語自体はあと10年近くすると消えてし…

アメリカでやってはならないジェスチャー

今年の夏、海外赴任が決まって早々に本部で定期的に開催されている海外赴任前セミナーへの参加を指示された。グループ会社を含む全国各地の拠点から、行き先は違えど同じようなタイミングで海外赴任を予定する人々がセミナールームに集められ1週間の講習を受…

発車前の駆け込み乗車はやめよう

東京の電車は「降りる人が先、乗るのはそれから」が割りと徹底されており、一通り居りきるまで我々は入り口のドア付近で並んで待っているのが常である。「ああ、もう降り切ったな」と思って乗ろうとすると奥からゴソゴソ降りてきて、乗ろうとする我々を押し…

衝撃!ベンジョンソン・ドーピング事件

ベン・ジョンソンが100mの世界新記録、しかも夢の9秒7台をソウルオリンピック決勝という大舞台で叩き出して金メダルを獲得したときの我が国の騒ぎっぷりはすごかった。9秒79という記録がどういうものかもわからぬまま、当時6歳、子供ながらにその騒ぎに乗せ…

海を渡った瞳リョウ

大学生のとき1年間だけ寮生活していたのだが、そこへスリランカから日本へ短期留学でやってきた若者を2、3日受け入れたことがあった。全員男で年齢は20前後だっただろうか。何かの用事で来日した彼らに寮の空いた部屋を貸してあげるという、まあその程度の…

ままごとにおける「バブちゃん」という存在

子供の頃、家族ごっこともいうべきか、自然発生的に始まるいわゆる「ままごと」のような遊び、大体の人が経験したことはあるだろう。夫婦だけの場合、またはそこに子供が数人いる家族の場合など、設定はそのときの人数によって様々。集まって与えられた家族…

ボウズにしたら許されるのか

前働いていた会社にて、社用車をガードレールにぶつけて大破させた同僚が反省の意味を込めて翌週ボウズになって現れた。完全なる本人の過失ではなかった部分はあるもののその潔さに社内ではなにやら「アイツやるじゃないか」という妙なあっぱれムード。彼は…

アメリカで初散髪も、角刈りに終わる

QBハウス名鉄名古屋駅店で「極力切らないでください」という一休さんのとんちのようなオーダーをしてから2ヶ月半髪を切ることなく生活していたため、完全にフィギュアスケートのプルシェンコの髪型になってしまった俺はとうとう意を決してアメリカ初の散髪に…

野ションをしているおばちゃんに遭遇し怒鳴られた話

一度は「アレは夢だったかもしれない」と思ったこともあるが今でも一部始終をはっきり覚えているのであれは現実だということになるのだろうが、俺は子供の頃に野ション、つまりその辺の野原でションベンをカマすおばちゃんに遭遇して、しかもその真っ最中の…

「たたき」「にこみ」等の安直な食べ物のネーミングについて

おにぎり、おやき、おつくりなど、そもそも食べ物ってものは作業内容や外観がそのまま料理名になるケースが多いのは重々承知しているのだが、それでも「たたき」「にこみ」「あぶり」などの、ほとんど動詞そのままの朴訥すぎる料理名を見たときにはRPGにおけ…

兄に習ったTSUTAYAのレンタル方法

中学一年のころまで重要なことは何でも2つ上の兄から教えてもらっていた。子供の頃は特に人見知りが激しく、不器用でしかも無愛想だった俺のことを母親も心配したのかも知れず何かと兄についていくよう言われていた気がする。次男次女とはどこもこうなのか…

街の電気店でケーブルを一本だけ買った時のこと

愛知県の片田舎に暮らす俺がリビングの模様替えをしていた時のことである。色々試した結果最終的にレイアウトはバシッと決まったものの、それにはテレビアンテナケーブルの長さが足りない事が判明し、夕方になり近所の量販店に買いにいく事になった。我が家…

3日間寝てない人たちと会った時のこと

前職での話である。昼の1時にフラリと立ち寄ったのはとある町工場。社員数は50人に満たない、中小のオーナー会社だ。この日は事前に約束などしておらず、ちょっと近くに来ていたので顔みせという感じ。 こんにちは、と事務所に入ると事務の女性が1人居るだけ…

ボニファティウス8世の憤死

「ボニファティウス8世はアナーニ事件後、憤死した」 高校時代、大好きで最も得意だった世界史の授業において、唯一納得がいかなかったのがローマ教皇・ボニファティウス8世の死因である。教科書に載っていた彼の死因は忘れもしない「憤死」。このアナーニ事…

アフラックの鳥の声について

アメリカの生活について。 比較的日本人が多い地域に住んではいるものの、ホテル暮らしでまだきちんとコミュニティに入っていない俺はというと相変わらず旅行者に毛の生えたような状態で日々を過ごしている。 職場には日本人スタッフもあり、日本語を話す機…

初めて女の子と手をつないだときずっと勃起していた

初めて女の子と手をつないで帰った中学何某のサムデイ、俺はその間ずっと勃起していた。 ほんの20分程度の帰り道だが、その間ぎこちないながらも必死で取り繕ったコイキなトークなどを挟みなどして、賞味1時間ぐらい、その間俺はずっと、ずっと勃起していた…

アメリカに来てもうすぐ1ヶ月

日ごろの日記からは微塵も感じさせないが、俺は8月からアメリカのミシガン州で暮らしている。ミシガン州と言われてもピンと来ないだろうが、皆さんも中学生のときに地理で習ったはずの五大湖がある、カナダとの境目にある最北の州である。中心都市・デトロイ…

今も苦しむ7年前の古傷について

2010年のある日を境に、睡眠不足が続いたり、強いストレスを感じたりすると決まって右足の一部分が小さく腫れ上がるようになってしまった。その「ある日」と言うのは他でも無い、俺が人生初の野外フェスから帰って来たあの日である。友達に誘われ人生初の某…

チンパンジーに白目が無い理由

昔、伊豆にあるシャボテン公園という割と小さめの動物園に家族で行った時のことである。それは閉園間際、出口付近にあるチンパンジーコーナーに最後に立ち寄った際のこと。「知能的には同じだな」などとシツレイなことを言いながら自分の息子をチンパンジー…

メンバー全員がヤリチンのフットサルチームに所属していた時のことですが

学生の頃、バイト先に居た1コ上のライトなギャル男でヤリチンを絵に描いたような茶髪にロン毛の大学生に誘われ、その人の地元の友達らで作るフットサルチームに参加させてもらったことがある。チームと言うにはかなりルーズな集まりでメンバーは5~8人、それ…

優香、俺が下の名前で気安く呼べる数少ない女

優香は俺が下の名前で気安く呼べる数少ない女である。思えば俺は女の名前を下の名前で気安く呼んだ経験が殆どなく、従姉妹の名前すら時々躊躇するほどで、最近亡くなったがゾウのはな子だって「ゾウの」をつけないと正直ちゃんと呼べるか怪しいほどである。 …

セックスがこわい

性に目覚めた中学生のときだったのだけど、あまりにも毎日エロいことばかり考え過ぎていたせいで、夕食どきなど家族の集る一家だんらんの場で「いま何か声を発したら俺は自分の意志に反して『セックス』と言ってしまうのではないか」という強迫観念に苛まれ…

ヤリチンの深爪と男の進化について

完全に加藤鷹だけをみての話だが、若い頃AV男優が深爪なのは沢山手マンをすることにより爪が最適化というか進化した結果ではと思っていた。突然の早朝下ネタで怒らずに聞いて欲しいのだがあんなに激しく、しかも湿式で手マンをするのだから爪の稜線が徐々に…

俺たちのワンサウザンドウォーズ

「ワンサウザンドウォーズ」という言葉をご存知だろうか。wikipediaの漫画「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」の中の、「黄金聖闘士(ゴールドセイント)」の項目にはこう書いてある。 『千日戦い続けても決着がつかないとされる、一種の膠着状態。黄金聖闘士…