2017-01-01から1年間の記事一覧

6月から7月までの移動の履歴

お伝えしたとおりアメリカへは予定通り行くことになり、ビザも取得し、諸々の処理、手続きもこちらが無理をすることによって滞りなく進み体調を崩しつつもその日を迎えいようとしている。 出国前の研修や引継ぎ、挨拶回りなどの出張地獄で貴重な直前の2ヶ月…

酔っ払って商談室に現れる遊び人風の男、ジーコマ

前職で出会った強烈な客。商談の場に余裕で前日の酒を残して現れる、大変酒臭い小島さんという方の話をしよう。 年齢は40代と思われ、黒髪にロン毛で見た目こそ遊び人風だが顔はものすごく地味。大手自動車部品メーカーの生産技術部所属だがそれにそぐわぬテ…

街で見かける謎の叙々苑キッズ

東京に住んでいたとき実に3回も「叙々苑に行きたい」と言ってる小太りのガキを目撃している。 初めて遭遇したのは上京してすぐの頃、俺は学生で、場所は小田急線の電車の中だった。親と手をつないで電車に乗っていた兄妹の兄の口から唐突に発せられた「叙々…

バスケットボール・ダイアリーズ

やらなくなって長いが、元々バスケットボールをやってきた。8年ぐらいだろうか。 Bリーグが開幕し、ようやくこれからというところだが、やはりバスケットボールというスポーツは率直にいって日本では今なおマイナーなスポーツである。 わが国の場合、メジャ…

たった一人で避難訓練をやったときの話です

前の会社にいたとき僅か一年程度だったが、新しく作られた出張所を一人で任されたことがあった。今日お話するのは新規開拓の使命を受け、小さな雑居ビルの中で一人孤独な新規開拓に勤しんでいた20代半ばのころの話だ。 いつものように誰もいない事務所に一人…

アメリカに行きます

タイトルの通りなのですが、俺はこの夏アメリカへ行くことになってしまった。アメリカっていうのはお察しの通りのあのアメリカでして、飲み屋で酔っ払った勢いで突然反米になったジジイの演説ぐらいでしか日ごろ我々の生活で話題にならないあのアメリカです…

トトロが立つ

長い会議、既に気が緩みぼんやりと参加しているだけの俺の頭にふと、「トトロが立つ」というフレーズが浮かぶ。 「トトロが立つ...?」 だけどこれがまた、何かどこかで聞いたことがあるようだけども全くその意味が分からず。トトロが立つ、トトロが立った、…

先輩から引き継いだ名刺の裏に書かれていた「ハゲ」というメモ

前職、商社務めだった頃の話だ。 よくある話だが、同じ部署の先輩が担当する取引先にいわゆるヘッドハンティングされる形で急遽会社を去ることになった。急な退職だったこともあり十分な引き継ぎもしないまま、先輩は半ば逃げるように去っていったのである。…

俺はモノの価値を全てノリ弁に換算してしまう

モノの値段、特に食べ物の値段をついノリ弁に換算してしまうクセがある。 ノリ弁は大体一個380円~450円。これ一つで男子が一日に必要な揚げ物が一発で摂取できるという満腹、満足への王道。コストパフォーマンスという言葉が出たとき、俺の頭の中には…

僕らが中指を立て始めた時期

中指を立てる、いわゆる「Fuck You」のジェスチャーとその概念を知ったのは小学3、4年生の頃、今から26~7年前のことであった。その時をはっきり覚えているのは印象的なエピソードがあるからである。 その当時いつも一緒に遊んでいた4人グループのうちの一人…

車のカタログの後半に必ず出てくるヤンチャな仕様について

18歳で上京して15年ずっと東京暮らしであったから、それまでは当然のように車がない生活をしていた。 東京の中に蔓延する、よく知りもしないのになんとなく「車持っていると生活を圧迫する!」とような風潮の中に居たのでそれまでの人生で車を買ったことも無…

息子がオムツのテープを集めだした

先日からしを集めているという日記を書いたが、あまり力を入れて集めていないにしてもその後も微妙に増え続けている。 bokunonoumiso.hatenablog.com 俺の場合、物心ついたときにはそうであったから、自分の収集癖がどこから来るものか見当もつかないが、こ…

受験勉強と深夜のポロリ洋画

親の教育方針が「早く寝ろ」だったので中学3年生まで特別何も無ければ夜は9時半時には寝ていた。今思うと信じられないのだが、小学生の頃はもっと早くて多分8時半だった気がする。 親が「早く寝ろ」と言うから、9時半頃になると兄と共用の部屋へ行き、布で仕…

中華街といっても結局は一軒しか入れない問題

中華街に行こうと誘われたとき「中華街っていうけども、結局その中の一軒しか行けないから近くの中華料理屋でよくないか」という趣旨のことを言って相手を怒らせたことがある。 改めてみてみると楽しみは食いモンだけじゃないし、街を楽しむとかそういう趣に…

近所の公園にあった苔の生えた石

まだ小さかったころ、近所の公園での事である。 すぐ近くの小さな公園で近所の子と二人で遊んでいたときのこと、知らないおじいさんがフラフラと自転車で公園に乗り付けると、ジッと公園の中を見つめたのち中に入って来てあちこちを観察している。 近所の子…

「素人の研究社」を始めました

だいぶ経ったけど、素人の研究社 というサイトを2月から開始している。 街歩きする中で集めていたモノがたまりにたまってきたのでまとめて記事としていこうと思って始めたのだが、近い将来の海外転勤が現実味を帯びてきた中で、無性に日本の普通の風景を記録…

俺はからしを集めてる

「からしでもあつめるか」 確かきっかけはそんな些細な思い付きだったように思う。集めれば何かが起きる、集めてみてわかることがある。 それから俺は4つのからしを集めた。長野駅の中で食べた信州おでんについてきた和がらし、妻が買ってきた納豆の中に入っ…

バスケットボールにおける「オフェンスチャージング」という奇習について

中高と部活はバスケットボール部であった俺だが、Bリーグが開幕しBSなどで観る機会もあることから久しぶりに観るスポーツとしてのバスケットボールに向き合う日々である。現役の頃からルールも変わり随分と様変わりし若干戸惑う部分もあれど時々観る分には良…

名酒『晴閑大』を愉しむ

皆さんは「晴関大」という焼酎をご存知だろうか。 くさみがなく後味もすっきり、上品で爽やかだが、それでいて飲み応えは十分。普段あまり飲まない人でもロックやお湯割りで十分楽しめるという、鹿児島県南部で作られた甘口の芋焼酎だ。 この焼酎を飲んだこ…

チンポ型のポンチ画、爆誕問題について

仕事柄、部品や筐体、完成図など打ち合わせでは色々なものの「寸法」「形」を決めなければならず、その場で簡単な画(え)を描くことが多い。これらはポンチ画(え)と呼ばれ形がわかれば手描きでも問題ない。ポンチ画の上手い下手は我々の業界では一つの能力の…

ワンワンといっしょ!夢のキャラクター大集合へ参戦してきた

2月4日に名古屋市の日本ガイシホールで行われた「ワンワンといっしょ!夢のキャラクター大集合」に参戦してきたので報告します。(こういうときだけですます調になります) このイベントは「撮影禁止」のため写真はこの入場口の一枚が唯一。あとは何も写真…

最終出社日にカマしてくれた野崎さん

前職での話である。同じ支店にいた野崎さんがとうとう退職を決めたときのことだ。 当時俺より4つ上の32歳。同じ九州出身だった野崎さんは、凄く真面目なのだが、頭が硬く、それが悪いほうに作用してしまったのかはっきりいうと仕事があまり出来ない人だと思…

僕はただ「お疲れさま。」と言いたかっただけなのに

俺は一時期必死に英語を勉強していた事があった。その背景には悲しい物語があり、それを思い出すと今でも悲しい気持ちになる。 2年前の今頃、俺は本来ならばアメリカへ行くはずだった。会社から正式にそう言われたので覆ることはなかろうと覚悟し、ならば知…

無害なジジイになるために

今のところジジイと呼ばれる方々を見て、わあジジイだジジイだと騒ぐ側にいるのだけれども、ある層から見れば俺もすでにジジイなのであり、ジジイなのかそうでないのか、気の持ちようが定まらない微妙な年齢なのかもしれない。 ジジイはもう目の前、ならばメ…

一人で店に入ったのに「二名様ですか」などといわれるケース

お昼時、一人で飲食店に入ったのに店員からは「二名様ですか」とたずねられ「えっ」と思い振り返ると、後ろには続いて入ってきた全然しらない一名様の姿が。こういう場面、結構あるのではないだろか。 昨日入ったラーメン屋はお昼時とあって客が集中していた…

ナイシトールに気をつけろ!

「はい、これ」と突然妻に渡されたのは小林製薬のナイシトールだった。「飲みなさい」という妻の鋭い目つきに、質問を飲み込み無言で受け取る。ナイシトール、その名の通り、おなか周りの脂肪(ナイシ)をトール、メタボリック予備軍御用達の大変ありがたい…

男35歳、人生の折り返し地点を迎えて

1月8日は俺の誕生日。ついに35歳である。 これまでもついに34歳、ついに30歳、ついに20歳と誕生日のたびにいちいち騒いでいたが自分の誕生日ぐらい騒がせて欲しい。しかしまあ35歳である。 先日会社の先輩が40歳の誕生日を迎えて曰く「人生の折り返し地点か…

日本人は略語、略称が大好き 例えばサトエリとか

日本人は略語が大好きである。 人名、外来語、長く難しい単語、団体名などは略語、略称のターゲットになりやすいが、中でもタレントの名前は略されて初めてそれ自体が市民権を得ると言って過言ではない状況であり、それを逆手にとってまったく定着していない…